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さみしがり
3月22日(水曜日)

ハッキーサックは楽しいんだが、
いかんせんマニアックな遊びすぎるのか、
なかなか人が集まらない。
残念なことにやりたがりはおればかり。
なんとかレギュラー陣を集めたい。

みんな何かと忙しい。
仕事で休みがなかったり、
子供ができて独身組とは違うリズムで遊んでたり、
休日はバイトだったり、
それ以前に、東京に住んでるわけじゃなかったり。

もうみんな学生のころとは違う。
もう社会人なんだ。
みんなの目の前にある現実は確実に変わってしまった。
じゃ、おれの目の前にある現実はどうなんだろう?
しかしそれがどうあったとしても、
人の目にはきっと大した変化には映らないんだろうな。

「おまえは変わんねーなー。」
そんな声が聞こえてきそうだ。
そう。その通りかもしれない。
確かに故郷に戻り、
満員電車に揺られて会社に働きに出るようにはなった。
おれも紛いなりにも"社会人"の仲間入りをしたつもりではいる。
これはおれにとっては決して小さな変化じゃあない。
にしてもそれはごくごく当たり前のことでもある。
おれにとって変化とは、
結局のところまったくないって言えるんだろう。

変わっていくのは時代ばかり。
おれは何も変わってない。

あんなにたくさんいた友達だけど、
もう以前のようには会えないんだな。
毎日「今日は何する?」なんて言ってた、
暇を持て余して集ってた、
ただ誰かといればそれで良かった、
そんな空気はいつの間にか失われちまってたんだな。

みんな遠くへ行っちまったように感じる。
けれどそいつはみんななりの前進なんだろう。
だからそれを喜ぶことはあっても、
悲しむべきじゃあないはずだ。

けどさ、けどさ、
おれはやっぱりさみしいや。
社会人ってものがこんなものなら、
おれは社会人なんてものになりたくない。
少なくともこれに優先されるべきものがあるんだと、
声を大にして叫びたい。
わがままだって言われてもいい。
子供だってバカにされてもいい。
社会人である前に、おれはおれでありたいと思う。

いつでもいつまでも一緒にいられると思ってた。
そんな親密で豊かな時間が、
あの黄金の日々が、身を切るように痛く恋しい。
おれは、随分さみしがりになっちまったのかもしれないな。