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赤い顔した子供たち
2月27日(月曜日)

週末は斑尾まで行ってきた。
待ちに待たされた民研スキー&ボードツアー。
1泊3日2万円の興奮がついに開幕された。

心配していた天気だが、
着いてみればまさかのどピーカン!
太陽から直線的に落ちてくる日光を、
雪が強打者のように直線的に打ち返す。
ライナー性の当たりは外野観客席にまで刺さるように飛び、
そこに無防備に座る民研人の顔面を情け容赦なく焼いた。

もうこれ以上はない天気。
ひたすらに広い空の下、
みんなそろって同じ顔。
年甲斐もなくワクワクドキドキ。

今回は先生に徹しようって思ってた。
おれはいつでも滑れるんだもの。
そんよりみんなに少しでも、
ボードの楽しさを伝えられたならいいな。

そんなこと思いながら先生の真似ごとしてたけど、
結局教えることなんて何にもなかったみたい。
太陽が勝手に空に昇るように、
みんなも勝手にどんどん上達してった。
実際なんてことない。
インストラクターってのはきっと楽な仕事なんだろう。

できるだけいろんな人と滑りたかった。
けどちょいと時間が足りなすぎた。
夕暮れから風がごうごう吹き始め、
風がそのまま雨を呼んできた。

朝にはおれが当初恐れてた天気が忠実に再現されてた。
唸る風音吹きつける雨粒。
こんなか滑るの?それ冗談でしょ?

…冗談でした。
(よかったよかった。)

チェックアウトしてウエアに着替えてはみたものの、
リフトは見事に全運休。
ゲレンデまで徒歩一分にいながら、
結局たった一本のリフトも乗れずじまい。

しかしそうなったらそうなったで面白いもので、
誰が何を言い始めるでもなく、
みんな好き勝手に遊びはじめてる。
どんな風に遊んでるのかに個性が現れて興味深い。
そしてこれまた面白いことに、
おなかが空いた順に宿に戻る。

バスの時間まではかなり時間的な空白があった。
適当なスペースを見つけ、
みんな思い思いに暇つぶし。
そこは完全に民研流タモク的スペース。
驚くほどおれが覚えているままに民研らしい。

なんだかんだとあっという間に時間がすぎる。
けれどその一分一秒までがみっちりと濃い内容を持ってるんだな。
うすっぺらい時間を過ごした人なんて誰もいなかったんじゃん?
みんながみんなきっと家に帰って雪に焼かれた顔を鏡で見て、
あー、遊んじゃったなぁー、ってニヤけちゃうんだろう。
我々の中に色濃く残る、
赤い顔した子供たち。

ん?
…おれだけか?